池田町総合保健福祉施設ほっとプラザ内にて、組立柱を展示しています。
組立柱とは、平角の製材2丁をビスを斜め打ちして固定し、1本の柱として建築に使用するものです。池田町新庁舎・複合施設内では、3メートルの積雪荷重に耐えるため、27㎝角の柱が必要となりますが、1本の製材で製作するには断面が大きく、内部までうまく乾燥することが困難なことから、27㎝×13.5㎝の製材2本を組み合わせたものを柱として使用します。
上の写真(令和7年7月に撮影)は2本の製材を固定しビスを打ち込んでいる様子です。断面の大きな構造材を集成材で調達することは容易ですが、建築になるべく地元の関わりを増やしたいということで、組立柱を採用することになりました。ちなみにこの組立柱を使用している施設は、全国に2例あり、池田町が3例目となります。

ほっとプラザトレーニングルームの壁際に配置した組立柱です。1本の長さが4メートルのものを2本並べて配置しました。少し低いですが腰掛としても利用できます。

柱の断面を見ると2本の製材を組み合わせていることがわかります。建築に影響が出ないよう、組み合わせを行う際、強度試験を行い、強度の近いもの同士を組み合わせています。

ビスを打ち込んだあとの穴には木栓を詰めています。見た目への配慮と、火災などが起きた場合、この穴から熱が柱内に入るのを防ぐためのものです。
今回、空調のきいた室内で展示することにより、組み合わせた部分が乾燥によりどの程度の開きが出てくるのかを確認します。また、新施設に組立柱が使われており、町内の事業者が製造に関わっていることを町民のみなさんに知っていただきたいとのことでの展示です。