活動レポート

建築日誌

木材支給検査を実施しました。

新庁舎・複合施設建設工事は現在、コンクリート壁の打設が行われています。7月中旬より鉄骨造工区の建方が始まります。木造工区の建方は8月初頭より開始予定で、数工区に分けて段階的に実施する予定です。

木造工区で使用する木材について、施工者に支給するための検査を関係者立ち合いのもと実施しました。通常の建設工事ですと、施工者が決定した後、施工者が建設資材を調達するのが一般的ですが、今回の工事では、池田町産材の活用を当初より計画しており、伐採、搬出、製材、乾燥を地元の事業者を中心に実施するとしていましたが、使用する木材の量も多く、相当の時間を要するため、建設で使用する木材については、令和5年より調達を開始していました。

木造工区の建方が間もなくはじまるのにあわせ、事前に調達した木材の寸法や含水率等が、設計で定められている仕様を満たしているかを確認したうえで施工者に引き渡します。

施工者に引き渡す木材は今回は、製材と集成材をあわせ、約2,100本ほどです。事前にJASの認証工事で一本一本検査をしていますので、今回は品目ごとに抜き取り検査を行いました。

寸法や含水率だけでなく、材面の状況(節の大きさや割れの状況など)も確認していきます。事前にJASの規定に基づく検査を実施し、問題ない木材だとしても、その木材が実際の建設工事においてどこにどのように使われるのかという観点で見ていくと、使える材とならない場合もでてきます。例えば、木口割れの状況が規定内だとしても、その部分に金物を取り付ける場合には注意しないといけないなどです。

木材ですので乾燥収縮による割れやそりはどうしてもでてきます。節のあるものも多く見た目がきれいな材ばかりではありません。このような木の特性を許容し、かつ安全にも配慮した上で、町産材が使われていきます。

令和5年から開始した木材事前調達もいよいよ終盤です。池田町内の山から切り出された木材が、多くの方々の協力を得て、間もなく建物の形となって現れます。

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